2月2日~5日に有楽町の東京国際フォーラムで開催されるサロン・デュ・ショコラ。
世界中からチョコレートの専門店(ショコラティエ)が出店する、世界最大のチョコレートのイベント。いわばチョコフェス。
要するに、世界中の一流チョコレートが一堂に集まる大きなイベントなんだ!
サロンデュショコラに行ってみれば、チョコとは何か、チョコの現在の流行がすべて理解できるといっても過言ではない。
しかも誰でも入場可能! 花火大会に行くようなものだ。いや、音楽のフェスと全く同じだ。
フェスは出演するアーティストとか、会場の情報とか、スケジュールとか、十分に把握してから出かけたりするよな。
事前情報なしで行ってももちろん楽しいんだけど、事前にキャッチできる情報で予習しておけば、きっと一層楽しめるぞ。
ということで、サロンデュショコラ2017の情報を一から詳しく書いていきますー。
この記事では、開催地を東京に絞っているけど、2月2日~5日の東京開催の後は、大阪名古屋など全国をまわっていくよ!
サロン・デュ・ショコラ日本公式サイト(アイキャッチ画像の出典は左記サイトより)
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サロンデュショコラとはそもそも何?
そもそもサロン・デュ・ショコラって何よ? と思う方も多いかと思う。ぼくだって何年か前は、知らなかった。
まず、「サロンデュショコラ」はフランス語だ。salon du chocolat.
サロンはサロンだよ(訳しにくいw)。デュは英語でいうof だ。ショコラはもちろんチョコレート。
つまり、元々はフランスのイベントなんです。1995年にパリでスタートした。20年以上前だね。
何が目的だったかというと、ショコラティエ(チョコレート職人)とカカオ豆の生産者との交流が目的だったそうだ。
第1回サロンデュショコラというのは、パリで開催され、40社前後の出店だったそうだ。
それが回を重ねるたびに、どんどん規模が大きくなっていた。
今回のサロンデュショコラ2017は、15回目の開催になる。
規模は大体こんな感じだ。
出店ブランド:約100
来日する職人:約70人
集客・参加客:10万人
日本での開催は、はじめは伊勢丹新宿の催事場だったそうだ。
それが段々と規模が大きくなっていったため、会場が狭くなっていった。
3年前には新宿のNSビルというところに場所を移したが、そこもお客さんの混雑を抱えきれなかった。
そして今回は有楽町の東京国際フォーラムという広い会場を思い切って借りたということだ。
フランスや日本以外でも、イギリス、ベルギー、韓国、レバノンといった国や都市でも開催されているようだ。
チョコフェスで何をやってるのか?
サロンデュショコラというのは、そんなわけでいわばチョコフェスとでも言うべきものだが、実際に何をやっているのか?
基本的には、東京国際フォーラムで出店し、チョコを販売している。
ただし商品を展示・陳列して売る以外にも、色んなイベントをやっている。
たとえばファッションショーやトークショー。それにチョコ作りのワークショップなんかも開催されたり、格付けアワードの発表・表彰会もある。
それに海外からの一流ショコラティエ(チョコレート職人)が来日して、自分のブースにいる。そういうショコラティエたちと交流したり、記念撮影をしたりできる機会もある。
海外のショコラティエというのは、例えば現地の人が店に行ったとしても、そうそう会えるものではない。そんな職人たちが、普通に有楽町の国際フォーラムの小さいブースにいるのだから、まあ貴重な機会だ。
知らなくても、試食したり、買ってみたり、おいしかったら、おいしいと伝えればいい。C’est bon!(セボン)と連発すれば大丈夫だ。「トイレにセボン」と覚えておこう(笑)
要するに、様々な形でチョコレートや、ショコラティエのファンになってもらおう、というコンセプトだね!
東京国際フォーラムのアクセス
会場は有楽町駅の東京国際フォーラムだ。行き方を案内しておこう。
ホールEという場所。地下の会場になる。東京国際フォーラムまでたどりつければ、まあ案内が出てるから、ホールEもすぐ分かるだろう。
東京国際フォーラムも、有楽町駅から近いし、案内も丁寧に出てるから、行ったことがなくても、たどりつくのは難しくない。
有楽町駅から徒歩1分
初めての人は、JR有楽町駅に向かおう。JR有楽町駅までの電車は、乗換案内アプリを使えばいい。
JR有楽町駅に着けば、改札の出口が「国際フォーラム口」と書いてある。だから出口を間違えることはまずない!
改札を出て、前方の横断歩道の先に、大きな建物が見える。それが東京国際フォーラムだ。
ホールABCと看板があると思うけど、とりあえず中に入って、ホールEの案内を探そう。
サロンデュショコラの楽しみ方
さあサロンデュショコラ、会場はもうお店とお客さんとで埋め尽くされていると思う。
どうやって歩いたらいいか、どうやって楽しんだらいいか。
会場限定スイーツの食べ歩き
まずは食べ歩きをしよう。食べ歩きのメリットは大きいよ。
というのも、いきなり詰め合わせを買うのは勇気がいることだと思う。
何と言っても一流ショコラティエの集まりだからね。ボンボンショコラのセレクションとかいって3000円5000円したりする。
7000円くらいの板チョコとか、ふつうに売ってる。(食べてみたいけどちょっと買えないよ~~~。。。)
いきなり買うのは、あらかじめ事前に購入しようと決めていないと難しいだろう。それかよほどお金持ちか。
その点、買い食いは、まず安い。1000円もしないで高級スイーツを堪能できる。そうやって徐々に自分の財布を緩めていくのだ(笑)
ソフトクリームだったり、チョコクレープだったり、そういう作りたてのテイクアウト商品を楽しんでいこう。
高級ショコラスイーツを購入する
これがもちろんメインのイベントだ。試食ができるお店も多い。色んなところを回って、これと思うものを思い切って買ってみよう。
「自分へのご褒美」とか「恋人へのプレゼント」とか「家族と一緒に食べる」とか、色々理由つけて買ってみよう(笑)
このサイトでも、サロンデュショコラに出店するショコラティエの商品をいくつか紹介しています。
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【バレンタイン本命チョコ】ミッシェルショーダンのボンボンショコラ
商品交換会が自然に発生する
お客さん同士で買ったものをシェアしあうという流れもできたりする。
1人で全部買えるわけないけど、色んなチョコを食べてみたいと考えるのは、みんな同じ。
なんかいつの間にか、相互互助会みたいなのが会場の隅っこで出来上がったりするのだ!
誰か友人と2,3人で出かけていって、また別の2,3人のグループと絡んで、5,6人でちょっと交換したりする。
ぼくは友達いないから、男1人でうろついている。めがねのイケメンが1人でうろついていたら、それはぼくかも知れないので、見かけた方は交換会に混ぜてください(笑)
そしてイケメンに声をかけましょう! そしたらおそらく、ぼくではない、しかもぼくなんかよりずっとカッコいい男性とコミュニケーションができますよ!(笑)
注意点:当日絶対必要なもの
サロンデュショコラは楽しいチョコレートフェスティバルですが、注意しなければならない点もいくつかあります。
動きやすい服装で
会場は混雑している上に広いです。会場を隈なく歩いていたら、ゆうに2、3時間は経っちゃうかもしれません。
休憩スペースもあるかと思いますが、結構疲れることが予想されます。
また、冬なので、コートが重たかったりしますよね。上着も軽いもののほうがいいかとは思います。
したがって、女性の皆様は動きやすい服装で、靴もヒールとかではなくスニーカーや踵の低い靴が望ましいと思います。(男は何でもいいですw)
ミネラルウォーター必須
テイクアウト商品を食べたり、試食を繰り返したりしてたら、もう絶対のどが渇きます。
中には甘すぎると感じるものもあると思いますし。
駅の売店でもコンビニでも自販機でもいいので、絶対水は買っておきましょう。
ペットボトル2本持っていってもいいかもしれないくらいです(笑)
ウェットティッシュもあるといい
ボンボンショコラは指でつまんで食べることになるかと思います。
この乾燥した冬の時期、電車に乗ってきて、手も洗わずに食べ物を口に入れるのは、ちょっと危ないかもです。
だから、気になる方は、ウェットティッシュを持っているといいですね。
あとは指にチョコがついたとき用に、ふつうのティッシュも持っているといいです。
女性の皆さんはティッシュなんか常時携帯してますかね? 男はハンカチもティッシュも基本所持していないので(笑)
まとめ
以上、サロンデュショコラ2017について、基本的なことから、当日の楽しみ方や、注意点にわたって書いてみました。
開催期間は夜8時までやっているので、土日にいけなくても、都心で働いている方は、平日の仕事終わりに立ち寄ることもできるかと思います。
サロンデュショコラに行ったことがない方も、ぜひこの機会に1度、足を運んでみてください。入場は無料ですよ!
以下では開催初日の様子を書いています。
サロンデュショコラが大混雑!平日午前から行列、入場3時間待ち