食パンを選ぶ時に気をつけたい食品添加物とは?原材料表示の確認方法




日本の食卓にもメジャーに登場する食パン。毎朝の朝食に、お昼ご飯にサンドイッチに、夕食のハンバーグのつなぎに…現在の日本には欠かせない食品ですよね。

スーパーに行けば、たくさんの種類の食パンが並べられていますが、皆さんはどのような基準で選んでいますか?

今回は食パンに含まれる食品添加物について注目してみたいと思います。

 

食品添加物=悪!?

『食品添加物=悪』のようなイメージがありますが、どの食品添加物も基本的に健康被害が無いと国が定めた量を守っている限りは、大きな問題には直結することはないのでしょう。

ただ、どのような添加物なのかを知っておくことに越したことはないでしょう!

 

〇乳化剤=OK

乳化剤とは、水と油のような混ざりにくいものを混ざりやすくする食品添加物です。

乳化するために、様々な添加物が使われるのですが、食品表示には『乳化剤』と記載すればOKなので、実際のところ、どの添加物が何種類使われているのかが分からない仕組みになっています。

また、食品に使用する際は『乳化剤』と表記しますが、シャンプーや洗剤で同じような添加物を使用すると『界面活性剤』と表記されます。

シャンプーや洗剤で使われている添加物が、食品にも入っているのは驚きですよね!

 

〇イーストフード=OK

イーストフードとは、少ない材料で、かつ短時間で、均一にふわふわの食パンを作ることが出来る添加物です。

イーストフードも、乳化剤同様に、複数の添加物を一括して『イーストフード』と表記されます。

イースト菌や、天然酵母で作られるパンとは違い、非常に安定して膨らむ利点はありますが、どの添加物が入っているのかは分からない現状です。

 

〇ショートニング=×

ショートニングとは、ラードの代用品として作られた、人工油脂です。

常温で液体の植物油に、水素添加という化学処理を行うと、油が固まります。

この化学変化はプラスチックと非常に似ていて、構造的にプラスチックを食べているようなものなのだそうです。

また、その時に発生する、トランス脂肪酸が心臓疾患や、コレステロール異常、動脈硬化を引き起こすと言われています。

そのため、各国でトランス脂肪酸に対して規制がありますが、日本では危険性を発表しながら、特に規制などは行っていないのが現状です。

 

〇マーガリン=×

マーガリンとは、食用植物油脂や食用精製加工油脂を原料とし、油脂含有率80%以上超えるもののことを言います。
ちなまに、80%未満のものはファットスプレッドと呼ばれます。

マーガリンがバターに似せて作られているので、味や見た目は似ていますが、成分は違います!

バターは乳脂肪から出来ていますが、マーガリンは加工油脂です。

マーガリンはショートニング同様、トランス脂肪酸が含まれているので要注意です。

 

〇ファットスプレッド=×

上記にも記載しましたが、食用植物油脂や食用精製加工油脂を原料とし、油脂含有率80%以下のものことを言います。

油脂の含有率が低い分、カロリーやトランス脂肪酸も低いのでは?と思われるかもしれませんが、その分、余計な添加物が入っています。

マーガリンに比べ、カロリーオフや、原料が植物性油脂のため、純植物性とパッケージに表示されるので、一見私たちの心を掴みやすいですが、トランス脂肪酸に加え、他の添加物も入っている可能性をお忘れなく!

 

まとめ:表示を見て一度立ち止まってみましょう!

いかがですか? 調べてみると添加物って怖いものもおおいですよね。

もちろん、売られている商品は、問題が無い基準で添加物を使っているので、怖がりすぎることはないのですが…。

私は今まで安いので、安易にマーガリンを手にしていましたが、安いバターが無いか調べてみようと思います(笑)

生活していく上で、モノの値段と品質はいつも天秤にかけていますが、もっと勉強しないとなと私自身思いました。

皆さんも表示を見て、一度立ち止まってみませんか?

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