1月1日、新年にチョコレートの話題がニュースとなっていた。
整腸効果、食べても太りにくい…「健康チョコ」大人買いが今年注目されそう(産経新聞)
(↑1月18日リンク切れ。)
健康志向のチョコとは?
画像: JEAN-PAUL HEVIN JAPONのタブレット「アブド」
記事の本文を少々引用してみよう。この画像のチョコおもしろいよな。板チョコのほうも胸板と腹筋がモチーフになっているぞ。
平成29年のお菓子業界で注目されそうなのが、“健康志向”のチョコレートだ。森永製菓は28年10月、整腸効果などがあるとされるビフィズス菌入りのチョコを発売。江崎グリコが昨年3月に発売した「脂肪と糖の吸収を抑える」効果をうたったチョコは業界で初めて「機能性表示食品」の適用を受けて人気となった。(引用元:上記記事)
記事では森永の「ビフィズス菌チョコレート」やグリコの「LIBERA(リベラ)」、明治の「アーモンドチョコレートカカオ70%」などなど、スーパーで買えるようなチョコレートのヒット商品を紹介している。「チョコレート効果」とかは前からあったよな。
それぞれの健康面でのポイントは大まかに言って以下の通りらしい。
・ビフィズス菌チョコレート=腸内環境整備
・LIBERA=食物繊維配合
・アーモンドチョコレート=カカオ70%
チョコレートは甘いお菓子のため、食べれば太る印象がある。まあ若い男子がダイエットなんか気にしないが。何食っても太らない男子も多いからな。
しかし本来チョコレートの主要な材料であるカカオは健康にいい。(女子にとっては常識だろう? でも男子は知らない。)
さらに腸内環境を整えたり、食物繊維を配合したりと、健康面でのプラスアルファの価値を加えることで、主に中高年層に人気があるようだ。
要するに、健康志向のチョコが、お父さんたちに受けているってニュースだな。しかし、これらの商品はバレンタイン向けではない。
いくら義理チョコでもスーパーで売られているチョコレートを渡すのは、オレたち男子から言っても正直どうかと思うぞ。
ただし健康志向のチョコ選びっていう観点は、結構使えると思う。今年のチョコ選びの参考になるんじゃないだろうか。
若い男でも、贅肉つくのは嫌だし、身体鍛えたいと思っているもんだ。やるかどうかは別にして。
健康志向のチョコ選びのポイント
ちなみに、フランスでは、ショコラ(=チョコレート)は栄養価の高い食物として、一般に知れ渡っているらしい。
つまりフランス人は「チョコを食べれば太る」というふうには考えておらず、チョコを健康食品として日常的に食べているという話だ。
日本では「健康食品としてのチョコ」という認識はあまりないよな。
これからようやく、健康食品としてのチョコレートが一般に広まってくるのかもしれない。
ちなみにフランスのショコラは以下の通り大きく2種類に分かれている。
1.カカオ分の多い「ノワール(=noir,ブラック)」
2.ミルクの入った「レ(=lait,ミルク」
健康志向的にはカカオの多い「ノワール」のほうが望ましい。でも、ミルク入りの甘い「レ」のほうが一般的な人気がある。
甘いのが健康に悪いからダメだというわけではなく、プレゼントなのだから、おいしいものを選ぶことが大事かと思います。
多くの男子は甘すぎるチョコは好まない。しかし、だからといってカカオ80%みたいな苦いチョコが好きかといったら、そうでもないんだ。
「甘すぎチョコ」か「苦すぎチョコ」のどちらか選べといったら、甘いほうを選ぶかもしれない。
話がごちゃごちゃしてきてすまない。
ポイントとしては、健康志向のニュアンスを入れつつ、甘くておいしいチョコも選びたい、ということだ。難しいなw
まとめ 健康とおいしさが共存するアソートはどうだろう?
健康志向をとるか、おいしさをとるか。今年のバレンタインは、両方が求められてくる。
そこで実際に何をプレゼントすればいいのか。オレとしては、アソートにするのがいいだろうな。
カカオ80%とかのタブレット(板チョコ)なんかをプレゼントして、当の男子に「苦くてあんまりおいしくなかったな」と思われては元も子もない。
「まずいチョコを渡してくる女」という印象になる。最悪だなw
かといって甘いものだけでは、健康食品としてのチョコレートの側面を強調することができない。
まあ流行りものが好きな男子なんかいないけど、冒頭の写真で紹介したようなムキムキマッチョのデザインチョコレートなんか、男子はかなり喜ぶと思う。
腹筋チョコは「アブド」といって、高級ショコラティエのジャンポールエヴァンで期間限定販売された商品らしい。
バレンタインの時期にピッタリな商品だと思うんだけどなあ。ぜひ販売再開してほしいものだ。
それで結局どんなチョコを選べばいいかというと、やはり様々な味を楽しめるアソートが、男子に喜ばれるのではないかと思う。常識的なところに落ち着いちゃったな。
甘いものもあれば、健康にいいものもある。そうしてチョコ自体をもっと好きになってもらう。
チョコを好きになる過程を通じて、あなたからのプレゼントが「おいしいチョコの楽しい思い出」になっていく。これが重要だと思う。
健康食品としてのチョコレートという2017年のトレンド、バレンタインプレゼントの何かの参考になればうれしい。