時間がない、常に効率よく、人生充実していないと損!!
と考えている人はラットレースから逃れられません。
日々の仕事や家事、その他やるべき事に追われて、
「時間がない」が口癖になっていませんか?
色んな物事を複数抱えこんで、
時間短縮のために一度に処理したり、
あれもこれもやらなきゃと効率良く出来る方法を模索している。
もしくは、自分はプライベートは多趣味で、
SNSには仲間と一緒にはしゃぐキラキラした日々を送っていると思われたい。
とにかくたくさん色んな事にチャレンジして充実した人生を送らなくてはいけない。
そんな、知らず知らずの間に時間の強迫観念に襲われて、
結局何も変わらずストレスを溜め込んでしまうばかりの日々。
ラットレースとは、ハムスターのくるくる回るような車輪のアレです。
がんばってもがんばっても、何の成果も得られない。
そんな状態、イヤですね!
そこから、ちょっと抜け出して、解放できる3つの方法を紹介します!
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1、時間を増やすことは不可能だが、使い方は選べる。
あなたは仕事や家事など日々やる事に追われて、
やりたいと思っていることも中々手を出せない。
1日30時間くらいあったらいいのにと思っていませんか?
そんなあなたは、週の始めに6時間、時間がとれる?
おそらく無理と答えるでしょう。
しかし、帰宅して、家事をやり始めたらあなたの自宅のキッチンの蛇口が壊れて、
水浸しになったとしたらどうでしょう。
否応なしにその蛇口とキッチンの事後処理に、
5~6時間くらいは使う羽目になるのではないでしょうか。
というように、人は必要に迫られたり、やりたいと思えば時間を作る事は可能なのです。
こじ付けに聞こえるかもしれませんが、自分の大事だと思っている事をこの
「壊れたキッチンの蛇口のように扱う」
これで時間の使い方を選ぶことが出来ます。
2、効率を重視し過ぎると、大切な物を失う事に気が付かない。
現代では、日々様々な情報が押し寄せてくる情報社会で、取捨選択や分類をしないといけない。
一度にたくさんの物事を処理できる事が望ましいとされている風潮があります。
複数の物事を処理して、自分は仕事や作業が出来ると思うと、
人は自己満足を得られるので、快楽物質のドーパミンが放出されて癖になってしまいます。
しかし、たくさんの物事をさばければ効率があがると考える人は多いですが、それは幻想にすぎません。
なぜなら、複数の仕事を同時に行う事は脳に負担をかけ、効率を落とすだけでなく、脳にダメージを与えるからです。
どちらか一方が「待ちの状態で後回しになる」状態だと、脳にとってストレスになりますので、出来るだけ一つの事に集中する事が一番手っ取り早く確実な方法になります。
もっと大切な場面で、エネルギー不足にならないために、一つの物事に集中しましょう。
3、いろんな事をやる人生より、大切な事をやれる人生の方が豊かである。
多趣味で常にいろんな事にチャレンジし、SNSなどにアップされている写真はどれも満面の笑顔。
すべて楽しんでいる(ようにみえる)人の生活は充実しているように思われがちですが、これはちょっと違うと言ってもよいでしょう。
「たくさんやる事」に目が行きがちで、「ちゃんと心から楽しむ事」には意識が薄くなりがちだからです。
「もっともっとやろう」と思っているとストレスが溜まり、そのうち燃えつきてしまいます。何でも数多くこなすのではなく、やるべき事だけをやるのが大事なんです。
自分の目の前にあるものにじっくり向き合って動くと動作は遅くなりますが、
今を生きている実感が得られます。
毎日すべての事にじっくり向き合うのは難しいという場合は、週に数日だけでも動作をゆっくりする事をおススメします。
人によっては何が大事か捉え方や価値観はもちろん違いますが、たくさんやらなくてもいいんです。量より質が大事です。
まとめ
- ・時間がないと口ぐせになっている人は、本来自分の優先すべき事に時間を使うべき。「忙しい状態」をどこかで脱却しないといつまでも忙しいまま。
- ・効率を重視して複数こなそうとする人ほど、大切な選択場面で損をしている事に気付くべき。一つの物事に向き合って集中する、「急がば回れ精神」が大事。
- ・たくさんやる事が人生の充実ではない。日常の動作、一つ一つに集中すれば、次第に人間らしい心の落ち着きを取り戻せる。
「毎日慌ただしくて、こんな流暢な事やってられない」という人ほど、
同じことをぐるぐると繰り返してしまい、何も始められない事が多いです。
「慌ただしく時間に追われ、何も変わらない生活」と
「人として心豊かに暮らしている、と実感出来る生活」
あなたはどっちを選びますか?
「やらなくちゃいけない」ではなく、
「私はこれがやりたいからやるんだ」という意識で常に大切な事を選択し、
優先する人生は、あなたをより豊かにしますよ♪