あなたは「後回しグセ」に悩んでいませんか?
後回しにしてしまう要因の一つに、その行動自体はそんなに難しい訳ではないけどちょっと面倒な事ってありませんか。
- 「やりたい事はあるけど、手を付けられずにいる。」
- 「いまは忙しいし、手間がかかるから後でいいや。」
- 「片付けるにしても、ものが多いから面倒くさい。」 など
私も、かなりの後回しグセがあるので、これから直すのは無理なのかと思っていましたが、
やはり「あ~、あれやらなきゃなぁ。」と、
自分の時間を心から楽しめないのは、辛いなと思ったので
こんな方法を試してみました。
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「先延ばし」を卒業! すぐ行動するための3つの方法
1.週に1度、後回しにしている用事を、片付ける日を作る。
何かきっかけがあればと思っているうちは、いつまで経っても
出来ないままなんです。
先延ばしになってしまっている事を、週に1度だけグッと我慢して
取り組むようにしませんか。
これまで私は、何でもあとでいいやと思って後回しにしてきましたが、
曜日を決めて、そのことに集中する事を繰り返すうちに、
だんだん抵抗感が薄れてきて、次第に出来るようになってきました。
例えば、シーズンオフになった布団やカーペット。
クリーニングに出さなきゃと思いつつ、中々行動する事が出来ませんでした。
でも、自分のなかでこの日はやると決めたことで、
わりとすんなり行動する事ができたんです。
冷房器具をしまうのも、一度留め具部分を外さないと
収納できないので億劫でしたが、
いざ、やる日を決めて取り掛かると、
意外にあっさり収納出来てしまいました。
気にかかっている事をやり遂げると、誰でも物凄くスッキリする
という経験があると思います。
この日はなんとしてでもやるんだ!!という曜日を決めて、
取り組むと、いつの間にか出来るようになってきます。
2.2分間ルールで、2分で終わる仕事を今すぐ取り掛かろう。
何でも始める時が、一番難しいです。
物事が後回しになる原因として、自分で勝手に「すごく難しいこと」
と思い込んで、
「手間がかかるから後でいいや」という言い訳を
作っている場合が多いです。
でも、実際やり始めてみると、想像していたより
簡単だったという事はありませんか。
ただ、人はやらない言い訳をするのが、とてもうまいのです。
そこで「2分間のルール」を作ってみるのはどうでしょうか。
2分くらいで終われそうな事を、今すぐやるという事です。
それ以上に時間がかかりそうな事は、2分で終われるくらいに
細分化して分けます。
私は、仕事で報告書の作成・送付を頼まれる事が多く、
作り終えたエクセルの報告書は、別の送付済ファイルに保存しています。
あいうえお順に、ファイルを保存しておけばいいのですが、
件数が多く、忙しいときはつい振り分けずに、あとでやろうと
送付済ファイルに入れっぱなし・・という事がよくあります。
そうすると、再度資料を送って欲しいとなった時に、
「あれ、どこにしまったんだろう」という事が多々あり、
探すのに時間が掛かってしまっていました。
今は、作成が終わった時点で、すぐ資料を探し出せるよう、
送付済ファイルにあいうえお順に格納した事で、だいぶ検索が楽になりました。
最初から分かり易く移動しておけば、スムーズに探し出せるのです。
こうした、ちょっとした作業を、
始めからやっておく事で
時間を大幅に削減する事が可能になります。
ぜひ後回しにせず「2分間ルール」を決め、作業をする事をおススメします。
3.1日15分、「不要なものは捨てる」時間を作る。
片付けが苦手な人は、その行為自体、すごく大変で、手がかかるものと漠然と思っています。
私も作業に取り掛かるのは、おっくうで時間がかかるので
面倒だと感じていました。
でも、その面倒くささは取り除く事が出来ます。
それは、1日15分、いらない物を捨てるという事です。
家にある物の絶対量を減らすこと。
そのために1日15分だけ、タイマーをかけて、
床に落ちている不用品を、ゴミ袋に捨てていくのです。
15分が無理な場合は5分でも2分でもいいです。
人は不要なものが減ると掃除や管理が楽になり、
「片付けした」という達成感が得られます。
ただ、ものが入ってくるペースが、片付けるスピードに追い付けないという場合もあると思います。
それは、次々不要なものが入ってきてしまっているから。
チラシや粗品など、自分では使わない不要なものはそのまま持ち帰らず、その場でどんどん手放しましょう。
すぐに捨てられない場合は、箱やトレーなどに仮置きしておき
1週間経ったら必ず中身を確認して、いらないものはどんどん処分していきます。
特に食器など毎日使うものは、使ったらすぐに片付けする事を目標にします。
食事が終わったらすぐ、皿洗いをする。
というようにたった1つの行動でも、
すぐにやるという動作ができるようになると、
今までその習慣が無かったとしても「えっ、こんな展開もあるんだ」
と脳が新たな行動として、
「食事+皿洗い」というように記憶し、習慣化してくれるのです。
どうしても、洗い物や行動に結び付けられない
という人は、食器の数を減らすようにしましょう。
そうする事で
次に使うときに洗うしかなくなります。
人が、きちんと管理できる物の数には限界があります。
苦手な人ほど、物の絶対数を減らすことに
力を注いでください。
普段、快適に暮らすにはそれで充分ではないでしょうか。
まとめ:後回しを減らす効果的な3つの方法とは
- 「後回ししていた事をする事は、簡単に自分を機嫌よくする方法のひとつ。」
- 「最初は難しいと思いがち。2分間ルールで、いますぐ行動は可能になる。」
- 「物の絶対数を減らし、脳の習慣化を目指す事で、面倒くさいは無くせる。」
後回しぐせをやめて、なんでもすぐ実行できれば、自分のやりたい事が
できるようになります。
言い訳せずにさっさとこなせるようになると、心配事が減り、それだけ
自由な時間が増えるという事です。
すぐ行動するクセをつけて、少しでも早く自由を手に入れて下さい。