母親のものを勝手に処分して、大失敗しました。
これを読むあなたは「物が多く整理収納できない」人なのでは?
- 「物が多く、あちこちに散らかっていてどう片付けたらいいか分からない」
- 「朝、忙しいときに限って、探し物に時間がとられることが多い」
- 「いつか必要、お得なときに買い置きしておいた方が、安心と感じる」
そんなあなたは、不要なものを溜め込んでしまっているせいで物の管理が出来なくなってるかもしれません。
そんな人に限って、他人のものを捨てたがるのです。ぜひ私の失敗談をご覧ください!
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不要なものが無くなる、片づけがうまくいく3つの方法
1.家族といえども他人のものには手をつけない!
母親のものを勝手に処分して、大失敗しました。
私の母は昔から、「勿体ない。まだ使えるから」と言って物を取って置くタイプの人です。
家の中は至る所で、母の服が目に付きます。
母の部屋だけならまだいいのですが、リビングや脱衣所などあらゆるところに放置されているので、圧迫感があり、すごく邪魔に感じていました。
当時、高校生だった私は、着もしないものを、なぜ捨てずに放置して置くのだろうと
ずっと気になっていました。
ある日、学校の友達に週末フリ―マーケットをやるから、一緒に出店しないかと
話を持ち掛けられ、興味があったので参加する事にしました。
自分の出店するものは何点か決まったのですが、どうも品数が少なかったので、
なにか探していたところ、周りを見渡したら “母の服があるじゃないか”
という事に気が付きました。
「これだけあるなら少しぐらい持って行っても平気だよね」
とあまり深く考えもせず、母の服をこっそり持っていく事にしました。
でも、のちにこの行動が母の逆鱗に触れることになります。
その日は人生初めてのフリマで、とても緊張しましたが、売れ行きは好調で全部で
5千円くらいの売り上げになったと思います。
家族連れや主婦の方も多かったので、その日持って行った母の服も何着か売れました。
友達も売れ行きは良かったらしく、またやろうねと言って解散しました。
――――次の日、母が「ない~ない~」と言いながら、自分の服をあちこちから引っ張り出している姿が目に付きました。
その日、たまたま母が着ようと思っていた服が見当たらなくて
探しているようでした。
- 母「あれ、そう言えば昨日あんた、友達とフリマやるって言ってたよね!?」
- 母「もしかして、私の服も一緒に売っちゃったんじゃないでしょうね(怒) !!?」
- 私「えっ、知らないけど」(やばい、昨日売りさばいた服の中に入ってたのかも。怒られそう・・)
最初は、いつもの調子で『どこいったのかしら』ぐらいですむと思っていました。
しかし、その時の母の怒り方はいつもと違う。
と鈍感な私でも分かるぐらい、
怒り狂ってました。
友達の連絡先を聞かれ、「何を売っていたか電話で聞き出す」と
言われ、窮地に追い込まれた私は、このままではやばいと思ったので、
正直に母の服を何着か持っていって売った事を告げました。
その時、今までとは違って本気で怒鳴られました。
怒られたショックで、あまりなんと言われたか
覚えてないのですが、
『人の服まで売るなんて、泥棒と一緒だ!!』
と、いうような事をこっ酷く怒られ、ショックで泣いた記憶があります。
母にとって、服はとっておくもので、着ても着なくても捨てるとか、
処分するという概念は端からないんだという事が分かりました。
- あんなに服で溢れてるのに、どうして無くなったことに気付いたんだろう。
- それより、着てるのか着てないかよく分からない服をただ持っているより、
- 必要としている人の手に渡ったのだから、良かったのではないか。
- むしろ、感謝するべきだ。
当時は、そんなふうに思って、しばらく母と口を聞かない時期も
ありましたが、今となっては
それは私の価値観であって、母が同じように思うかどうかは別でした。
母は、今着なくてもいつか着るかもしれない服を、
持っている事の方が安心するということ。
こんなにいっぱい服があったら邪魔だろう、
片付けたら喜ばれると思うのは
自分の勝手な思いで、処分すべきではないのだという事に気づかされました。
人の価値観は自分とは違うんだという事が、最初から頭に入っていれば
違う結果になっていたでしょう。
特にこの、私の人生においての片づけの基準は、人のためではなく、(人の物に勝手に触れない)「自分のために明確な目的を持って片付ける」事が大事だと身に染みて感じました。
2.ハンカチ・ティッシュは玄関に保管する!
私も元々ズボラな性格で、家事もあまり好きではありません。
気づいたら部屋の中がどんどん散らかって片付けが面倒になり、
週末もやる気が起きず、だらだら過ごしてしまう。という事がよくあります。
でも散らかった部屋にいると、気持ちも後ろ向きになり、衛生上もよくありません。
部屋を片付けて前向きに!!と思い立って重い腰をあげることにしました。
特に朝の忙しい時間帯に「あれ、どこへやったっけ?」と探し物をする事が多いなと
感じていたので、自分のための身支度のコーナーを作りました。
身支度に必要な物を玄関まわりに収納する。
探し物率NO.3は、ハンカチ、鍵、定期入れなどが多いので、それらを玄関付近に収納場所をつくり必ず目に付くように収納しました。
置き場が決まっている事で、帰宅後もすぐ置ける習慣が付き、探し物に時間がとられることが無くなります。
収納にあまりお金をかけられない場合は100円グッズが便利です。
ただ、何処になにを使うかを決めて、寸法を測ってから買いに行くようにします。
100円なら失敗してもいいやと安易に考えていると、不要な在庫を抱える原因になります。
3.安物・無料のものを3か月一切買わない・もらわない
- 便利グッズを購入したけれど、掃除が大変で結局使わないままになったり、
- 片づけようと思って収納用品を購入したけれど、
- サイズが合わずに放置してしまったり、
「本当に必要なのか」「自分に合ったものなのか」を考えて取り入れる事がとても
大切です。
特に家の中に溜まりやすいものとして、
- ・スーパーのレジ袋
- ・ショッピングバッグ
- ・無料のサンプル品やポケットティッシュ
- ・チラシ、広告
- ・美容用品や器具
- ・アメニティ―グッズ
- ・文房具
- ・日用品のストック
- ・調味料など
とっておいたらいつか使う、お得だからという理由で所持したり選んだりするのではなく、
何か物を増やす時は必ず、「今、本当に必要なのか」を自問自答するように
本当に必要なものを選ぶようにしないと物が溢れかえってしまいます。
どんなにお得でも「本当にその量が必要なのか」「心から気に入ったものなのか」
を考えてものを取り入れることで、家に不要なものが増えるのを
防ぐことが出来ます。
まとめ:部屋が片付く整理・収納の方法は、
- 「相手の価値観は自分とは違う。自分のための片付けの目標を立てる。」
- 「ズボラだからこそ、一工夫して、探さない収納の仕組みを作る」
- 「本当に必要な物か自問自答して、心から気に入ったものだけ取り入れる」
うちの母もそうですが、片付けが苦手な人に限って、物を多く持ちすぎてるなという印象はあります。
物が多くても、きちんと管理出来ているなら全然かまわないのですが、
多くなればなるほど、やはり管理するのは大変になってきます。
家族のものだとしたらなおさらです。勝手に処分すると過去の私のような羽目になります。
でも、何でもかんでも物を減らす事が正解で、片付けではありません。
持っていることで癒されたり、元気になるものは持ち続けていいと思います。
家族の価値観を尊重して、お互いが笑顔で元気になれるように、一人ひとりにあった
整理収納が出来るのが、一番いい方法だと思います。