あなたは「子供の叱り方」に悩んでいませんか?
出来れば子供は褒めて育ててあげたい!
親なら誰でもそれを望んでいますよね?
…しかし、現実はなかなかそうもいきません。
- 「毎日毎日こんなに言っているのに、全然言うことをきいてくれない!」
- 「もしかして私の言葉って子供にちゃんと伝わってないんじゃないの?!」
- 「こんなに叱っていても、意味ないんじゃない?」
と、思ったことはありませんか?
もしかしたら、うまく叱れていないのかもしれません。
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ちゃんと伝える! 効果的に叱る3つの方法
1.伝わらない叱り方⇒自分の感情が先走ってるとき
叱るときは、”子供の為を思って伝えたいことがあるとき“だと思います。
イライラをぶつけてスッキリしたいわけではなく、
きちんと伝えて、直してほしいことがあるのなら、
子供に伝わらないと意味がないですよね。
しかし、よくやってしまいがちな間違った叱り方があります。
- ①大きな声で叱る…大人の大きな声はそれだけで子供には恐怖、内容が伝わらない。
- ②叱る基準があいまい…同じことをしても、”昨日は叱られたのに今日は叱られない” となると、”自分のしたことではなく、親の機嫌が悪いから叱られているんだ”と子供は考えるようになる。
- ③話が長い…子供の集中力が続かない。
- ④後から叱る…時間がたつと子供は忘れてしまう。
- ⑤ながら叱り…そもそも、親が真剣になにか伝える姿勢でないと、子供には伝わらない。”背中を向けて洗い物をしながら”などの”ながら叱り”はNG
2.親の素直な感情を伝えると、子どもに伝わる
叱るときって、だいたい怒ってますよね?
でも自分が今本当はどういう感情でいるのか、
親自身も自覚していない場合があります。
どういうことかというと、
子供が危ないことをして怒る→本当は心配している。
子供が人を傷つけて怒る→本当は悲しい気持ち。
というように、怒りにつながっている本当の気持ちというのが隠れているのです。
その本当の気持ちを伝えることが大事なんですね。
子供というのは、親を悲しませたくないという本能があるのだそうです。なので、例えば
『なんでこんなに帰りが遅いの!!』
ではなく、
『あなたになにかあったらと思って本当に心配したんだからね!』と伝える。
『友達にそんなことしたらだめでしょ!!』
ではなく、
『あなたが友達を傷つけるのはとっても悲しい』
と、伝える方が、
子供の心にはグサッとくるのです。
3.やってほしいことは褒める。叱っても意味ない
うちの子供は小さい頃から何をするにも本当に時間のかかる子でした。
いや、言われないとしない…と、いったほうが正しいかな(-_-;)…
なので、今まで『早くしなさい!』と、
何百回…何千回言ったか分かりません。
しかし、それで早く出来るようになったかというと、もちろんNOです(T-T)
では、どうすればいいのか、なんと!
行動を起こしてもらいたいときには、叱るではなく”褒める”が正解
だったようです。
具体的には、
- ・きちんと片付けを⇒してもらいたい
- ・早く準備を ⇒してもらいたい
- ・ちゃんと宿題を ⇒してもらいたい
ときなどですね。
時間はかかりますが、褒められると、
言われなくても自分で動くようになっていくのです。
『優しくていい子だ』と言われ続けていると、
無意識にそういう自分になろうと行動するように、
なんの根拠がなくても、たとえ出来ていなくても、
『あなたは言われなくても出来る子だ』と言い続けることのほうが、
叱り続けるよりもよっぽど効果があるのです。
まとめ:【子供に伝わってる?】3つの効果的な叱り方
- 「感情的にならない。なってもトーンは抑える」
- 「親の素直な感情を伝える」
- 「”〇〇してほしい”時には褒める」
根底にあるのは”子供を想う親心”なはずなのに、
叱ってばっかり叱られてばっかり。
しかもそれがちゃんと子供に伝わっていないなんて悲しいですよね。
なかなか簡単なことではないかもしれませんが、
本当の気持ちがきちんと伝えられるよう、私たち親も工夫をすることが大事なんですね!
頑張っていきましょう!!