フランスに20年住んでようやくわかった「外国語が話せるようになる方法」




最近では、日本人が海外旅行に行くのは当たり前のような時代になってきました。

学生の卒業旅行や、家族で海外旅行、友達や、恋人、新婚旅行。

もちろん一人旅も。

私が、フランスへひとり旅をしたとき、全くフランス語は話せませんでした。

カタコトの英語でなんとか旅をし、無事に日本に帰ってきました。

帰ってからフランスにもう一度行こうと、勉強を始めましたが、なかなか上達するどころか、フランスに到着すると、全く通じない、聞き取れない状態でした。

私はとても苦労して語学を勉強したので

これから海外に行ってみたい人、仕事で使う人、に役立つように

どうしたら早く語学が取得できるか、ポイントを紹介します。

はっきり言って、この方法はどの国の言葉でも同じですので参考にしてくださいね。

 

外国語が話せるようになる方法その1、字幕付き映画を見る。

まず、文法からびっちり勉強しようとすると、つまずきます。

簡単な、疑問詞、数、私、あなた、など覚えたら、

行きたい国の映画を日本語字幕で見ます。

なるべく自分の興味のあるような映画を選ぶと暗記しやすいです。

日本語字幕がなくても、内容を覚えるぐらい見ます。

最後に、字幕なしで見るようにし、外国語に集中します。

そのうち聞き取れるようになってきます。個人差はありますが。

まずは、聞き取れるようになることです。

慣れてきたら、ほかのタイトルの映画で人によってはイントネーションが違いますので

色んな方の外国語を聞き取れるようにしましょう。

映画によっては、その国の言葉が字幕になっているものもあります。

私はワンシーンごとにその字幕をノートに書きました。

単語をどんどん調べていきました。

調べて後に、もう一度映画を見ると内容がわかってきます。言っていることも

聞き取りやすくなりますよ。

外国語が話せるようになる方法その2、移動中の時間も外国語を聞く

通学、通勤、家事しながらいつでも外国語の音楽や、外国のラジオをダウンロードして

聞きます。

最近では、ユーチューブなどでいろんな海外の言葉を勉強できます。

例えば、フランス語なら「どうやってフランス語を勉強する?」と、

フランス語で入力すると、フランス人が外国人向けに無料フランス語講座

を丁寧に作ってあります。

イタリア語でも、スペイン語、英語など色々出てきます。

こういう講座は、映画と違って外国人に分かりやすいように

話してくれたり、はっきり発音してくれたりします。

日本人が外国人に日本語講座を教えるのと同じ感覚です。

聞き取れるようになってきたら、発音を真似します。

日本人にはない発音があります。

普段日本語を話していると使わない顔の筋肉や、舌回しを

自然に身に付けるために、聞いた言葉をリピートしましょう。

 

外国語が話せるようになる方法その3、教材を使う

サウンドラッシュや、スピードラーニングという、外国語と日本語を交互に

発音してくれる教材。私は使ったことがありません。なぜかというとこの教材が欲しいと思った頃は、私の求めるフランス語のラーニング教材がまだありませんでした。

今はいろんな国の言葉が出ていますけどね。

小さい頃に私の親が、英語の物語のテープ(私の時代はカセットテープでした笑)を

購入し私に聞かせました。

それは、小さな男の子が全く英語を話せず、英語の世界に迷い込み

小人が英語と日本語を繰り返し男の子に説明をし、どんどん話せるようになって

自分の家までたどり着くお話でした。

たしか、小学4年生の頃だったと思います。

それが、大人になってもずーと頭に残っていました。

これは、苦しまず早く覚えれる教材です。

大切なことは、聞いたことを何度も繰り返して発音することです。

文法など考えていたら話せるようにはなりません。

聞いて、発音、書いて発音です。

 

外国語が話せるようになる方法まとめ

  • 1、字幕付き映画を見る。
  • 2、移動中の時間も外国語を聞く
  • 3、教材を使う

 

繰り返し聞いていくことで、だいたいわかってきます。

外国語教室に通うのもよいですが、私の経験上1週間に1時間のみでは

全く進歩しません。

空いた時間を使い、毎日10分でも聞いて発音すれば、覚えていきます。

ちなみに、お子さんをバイリンガルに育てたいかた、日本語を話すようになる前から

外国語をずーっと聴かせると、自然に覚えるようになります。

我が家は、ずっとフランス語のアニメを見せていました。カーズなど好きで

何度も何度も子供は見ます。日本人にはない発音も子供は普通に話すようになります。

誰も教えてないのに、勝手に覚えます。

保育園に行き始め、日本語の世界につかると、日本語を話すことが多くなりますが、

なるべくDVDはフランス語で見せるようにしました。

読み書きはできなかったですが、会話はできます。10歳の時からアルファベットを

覚えて、1年後には読み書きできるようになりました。

子供って、うらやましいぐらい覚えが早いです。私は大人で苦労したので

子供には、楽に覚えてもらおうと思っていました。参考までに。

家族みんなで覚えて、海外旅行を楽しむ計画を立ててみたら目標があって

覚えよう!!とやる気になれるかもしれませんね。

現地の言葉は少しでもわかれば、旅行は10倍楽しくなりますから。

スポンサードリンク