離乳食や食べ物を嫌がる赤ちゃんに読んであげたい絵本




本を読んであげれば、好き嫌いが変わる!

生後およそ6ヵ月から始める離乳食。

まだまだおっぱいやミルクをたくさん飲む赤ちゃんたちにとって離乳食は未知の味。

初めから食べることが大好きな赤ちゃんもいますが、離乳食を運ぶスプーンを口に入れることすら嫌がる子もいます。

生まれた日から始まった夜泣きにただでさえ疲労困憊のお母さんにとって、

せっかく作った離乳食をなかなか食べてくれない…

ついイライラしてしまいます。

 

1.この時期の赤ちゃんに大切なこと

この時期の赤ちゃんにとって、実は離乳食の栄養その物を摂ることよりも、

食べ物を口に入れる感覚を養うこと
「食べることは楽しい」という気持ちを養うこと

の方が大切だと言われています。

一生懸命に食べさせようとするが故にイライラしてしまった

怒った顔のお母さんがスプーンを口に入れようとしても

「食事は楽しくない」

というメッセージ伝えてしまうだけになってしまう可能性があります。
それはあまりにも悲しいですよね。

そんな時、赤ちゃん絵本の定番「おさじさん」を読み聞かせしてみてはいかがでしょう。

 

2.「おさじさん」(文・松谷みよ子/絵・東光寺啓)

『おやまをこえて、のはらをこえて、おさじさんがやってきました。
おいしいものはありませんか?』

うさぎさんがおいしそうな卵粥を食べようとしています。そこへおさじさんやって来て「手伝ってあげる」と言うのですが、うさぎさんは「自分で食べれる」と頑固に断ります。うさぎさんは自分ひとりで食べようとして、お粥に鼻をつっこんでやけどして泣いてしまいます。すると正義の味方のようなおさじさんが手伝ってくれます。すると、とってもおいしくってうさぎさんもおさじさんもニコニコになるというお話。

おさじさんがお粥をうさぎんのお口に運ぶとき,こんなかわいらしい表現が出てきます。

おくちの トンネル
アアーンと あいて
おさじさんは はこびます
たまごの おかゆを
はこびます
ポッポー

そして卵粥を食べたうさぎさんの感想にもこんなかわいい表現が!

ああ おいしい
おくちが おいしい
ほっぺが おいしい

3.「おさじさん」にみる理想のお母さん象

絵本全体にふんわかした優しい雰囲気が漂っている絵本で、「スプーンさん」じゃなくて「おさじさん」という表現もどこか懐かしくて暖かい。そして何より初めは拒否されるのに,ニコニコ笑って手伝ってくれるおさじさんの姿は,理想のお母さん像とも言えるかもしれません。言葉がとても優しく楽しい表現を使っているので、読み聞かせているお母さん自身も優しく楽しい気持ちになれるのではないでしょうか。

まとめ

子育てにイライラはつきものです。どんなにいいお母さんでも仏頂面になってしまうこと、怒ってしまうこと、たくさんあります。余裕がある時には、時々絵本の力を借りて、気持ちを穏やかにした上で子どもと向き合ってみることも有効なんですよ。

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